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むし歯になりやすい方の特徴

みなさん、こんにちは。

東区役所前エスト歯科です。

 

日に日に寒さが増してきているのを感じますね。

今年も残りあと2週間ほどになりました。

何かと忙しない季節ですので、事故やけがなどないようお気を付けくださいね。

 

さて、今回は『大人むし歯』についてです。

大人むし歯になりやすい方の特徴をお伝えしたいと思います。

ひとつでも当てはまる方は、ご注意くださいね。

 

 

【大人むし歯になりやすい方の特徴】

(1)治療済みの歯が多い

治療して歯を削り詰め物やかぶせ物が入っているところが古くなると、

接着剤が劣化したり詰め物自体が壊れてきて、歯と詰め物の境目からまたむし歯ができます。

特に銀歯や神経を取った歯は、痛みを感じることなくむし歯が進行するので、

気付いた時にはむし歯が進行していることが多いです。

 

(2)歯ぐきが下がっている

加齢によるものや歯周病が原因で歯肉が下がってくると、歯の根っこの部分が見えてきます。

そこは硬いエナメル質が存在しない場所なのにむき出しになってしまうので、むし歯になりやすいです。

 

(3)お口の中がネバつく、乾燥している

お口の中にはたくさんの細菌が存在しています。

唾液には細菌を洗い流す作用があります。

唾液の分泌量は生活習慣やストレスなどに左右されやすく、

また薬の副作用や糖尿病などが原因で分泌量が減少することもあります。

唾液量が減ることにより、お口の中の細菌が増えむし歯のリスクも高まります。

 

(4)間食や糖分の摂取が多い

お口の中に食べ物が入ると、お口の中は中性から酸性に傾きます。

歯の表面のエナメル質は、pH5.5以下になるとカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出します。

ミネラル分が溶けると歯に穴が開きます。

そのため食事時間が長くなったり、食事回数が多くなるとむし歯のリスクは高くなります。

口寂しさにアメをよく食べる、砂糖やミルク入りの紅茶やコーヒーをよく飲むなどの

習慣がある場合は注意が必要です。

 

(5)よく噛まずに食べる

噛むことで唾液が分泌されます。

噛む回数が少ない方は唾液の分泌が少ないので、むし歯のリスクを高めます。

 

(6)夜歯みがきをせずに眠る

就寝中は、唾液の分泌がほとんどなくなります。

そのため歯みがきをせずにお口の細菌が多い状態で寝ると、細菌が増殖してしまいます。

またお酒を飲んでそのまま寝てしまうと、アルコールには利尿作用があるため

口の中が乾きやすい状態になるので要注意です。

 

(7)半端に埋もれた親知らずがある

まっすぐ生えず埋もれた状態で少し顔を出している状態の親知らずは、

その周囲に雑菌が繁殖しやすく、また歯ブラシが届かず歯みがきがしづらいため

隣の歯にむし歯ができる原因になります。

 

 

むし歯や歯周病は痛みを伴わずに進行をすることが多いです。

痛い!と気づいた時にはかなり進行していて、神経をとったり抜歯をするケースもあります。

定期的に歯科を受診し、早期発見・早期治療をしお口の健康を守りましょう。

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