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定期検診のススメ〜美味しく食事を楽しむ&出費を軽減!?〜

みなさん、こんにちは。
東区役所前エスト歯科です。

長い冬が開け、ようやく北海道にも春がやってきましたね。
暖かい日も増えてついつい外出したくなってしまいます。
今月から新生活がスタートした方も多いかと思いますが、
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

本日は定期検診についてお話します。

本題に入る前に、みなさんはご自身の歯の本数をご存知ですか?
人間の歯は上14本・下14本で28本、親知らずを含めると32本あります。
かみ合わせにもよりますが、20本以上の歯があればほぼ問題なく
お食事ができると言われています。

歯がなくなれば食べ物が噛めなくなりますので、
入れ歯やインプラントなど、歯の代わりになる物に頼らざるを得なくなります。
特に入れ歯は、天然歯に比べて噛む力が落ち、食感も楽しめなくなります。
そのため、食事に対する満足度が下がり、痩せてしまう人も少なくありません。

日本人が歯を失う原因の1位は何か…?
それは歯周病なんです。

歯周病は自覚症状が出るのが遅いので、痛みが出るころには治療に
時間がかかってしまったり、最悪の場合は歯が抜けてしまったりします。

将来自分の歯をできるだけ残すために通ってほしいのが、定期検診です。

ところで、みなさんはどんな時に歯医者さんに行こうと思いますか?
実は、予防目的で歯医者さんに通っている日本人は、
人口の約2%しかいないと言われています。
ほとんどの人は痛みが出た時にだけ歯医者さんに通っているのです。

厚生労働省の調査で「定期検診に通っている人」と
「痛みが出た時にだけ通う人」が将来残せる歯の平均本数に
差があることがわかりました。

「定期検診に通っている人」は50代で約25本、80代で約20本自分の歯が残り、
「痛みが出た時にだけ通う人」は50代で約15本、80代で約0本という結果が
出ています。

また、歯の本数だけでなく年間の医療費にも差が出てきます。
80歳の時点で、自分の歯が20本以上残っている方の年間総医療費は
平均364,634円なのに対し、0~4本しか残っていない方は平均541,893円と
15万円以上の差があります。
将来的な出費という面でも、お口の健康を保つメリットは大きいと言えます。

最後に、
お口は万病のもとであり、定期検診に通うことでお口の健康だけでなく、
身体の健康も守ることができます。ぜひ定期検診をおすすめします。
ご来院お待ちしております。

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